300円のテンプレートを売ると、いくら残るのか
ファイルを作って販売サイトで渡すまでと、売価から手数料を引いて考える順番を図にしました。
300円のファイルが一つ売れても、300円すべてが手元に残るわけではありません。販売サイトの利用料を引き、そのあとに制作や対応にかかる費用を考えます。ファイルを販売できるBOOTHのダウンロード商品を例に、その順番を図にしました。
青い実線でファイルの届け方を、緑の点線で代金と利用料の流れをたどってください。
作ったものを、使える形で渡す
テンプレートは、ファイルだけでは使い方が伝わらないことがあります。何を入力するか、何を計算するか、どこまでは計算しないか。商品説明や記入例も、届けるものの一部です。
図の青い実線は、作る人から販売サイトを通り、購入者へファイルが届く流れです。同じファイルを繰り返し渡せても、説明の手直しや不具合への対応は残ります。
売価から、まず販売サイトの利用料を引く
BOOTHの公式案内では、ダウンロード商品のサービス利用料は商品価格の5.6%に45円を加え、円未満を切り上げます。2026年10月26日に確認した式です。
1注文に300円の商品が一つ、上乗せ支援なしなら、300×0.056+45=61.8円。切り上げて62円なので、利用料を引いた額は238円です。
800円なら利用料は90円、引いた額は710円になります。
238円を、そのまま利益と呼ばない
受け取る際の費用や、制作・更新・問い合わせに使った時間もあります。税金の扱いも、この計算には含めていません。図では238円のあとに、別に考える費用を置きました。
データなので増刷や梱包はなくても、何もせずに売れ続けるとは限りません。販売サイトで見つけてもらえるか、説明と実物が合っているか、買ったあとに迷わず使えるかを見ます。
価格を決めるときは、最初から月の販売数を見込むより、商品を見た人、買った人、質問された内容を分けて記録します。閲覧が少ない段階では、売れない理由を値段だけに決められません。
個人で制作したアプリの例は、開発者のページにまとめています。